子どもが生まれて、幸せなはずなのに…なぜか原因のわからない疎外感を感じてはいませんか?
実は、出産後に妻と子どもの蚊帳の外にいるような疎外感を感じてしまうパパが多いらしいのです。
私の夫も、第1子である一太郎の産後は同じように感じていたそう。
同じ家族なのに、どうしてそのようなことが起きてしまうのでしょうか。
当時のことを思い出しながら、ママ目線とパパ目線の両面から、原因や対策ついて一緒に考えてみました。
現在、同じような悩みを抱えているパパやパパの様子が少し変かも?と心配しているママたちの、悩みが解決できるヒントになれば幸いです。
- 男性のマタニティブルーズとは
- なぜ、疎外感を感じてしまうのか。原因は?
- 産後クライシスに発展する!?
- 産後のパパの疎外感、対策は?
男性のマタニティブルーズとは
男性のマタニティブルーズとは、パパが出産後に環境の変化や精神的な悩み等により精神状態が不安定になってしまうことを指します。
多くのママがマタニティブルーズを経験しますが、実はママだけでなく、経験するパパも少なくないのだとか。
実際、11人に1人のパパがマタニティブルーズになるという統計もあるようです。産後に感じるこの疎外感も、マタニティブルーズの症状の一つなのでしょう。
当時はマタニティブルーズなんて知らなかったけど、僕もそうだったのかもしれないね。
なぜ、疎外感を感じてしまうのか。原因は?
赤ちゃんが生まれて家族が増えるということは、とても幸せなことですよね。
なのになぜ、パパは疎外感を感じてしまうのでしょうか。原因をいくつか考えてみました。
どんな時に疎外感を感じたの?原因は何だと思う?
僕の場合はこれかな…
- 全てにおいて赤ちゃんが中心の生活になった
- 妻の関心が赤ちゃんにしか向かなくなった
- 積極的に育児参加できなかった
こんな原因もあるんじゃないかしら…?
- 妻が産後の”ガルガル期
- 夫婦間のコミュニケーション不足
私たちの考えた原因や対策について、経験を交え解説していきます。
全てにおいて赤ちゃんが中心の生活になった
赤ちゃんが生まれると、特に第1子の場合、何もかもが初めてのことばかりですよね。
特にママは、赤ちゃんと過ごす時間がパパに比べて圧倒的に長く、慣れない育児にいっぱいいっぱいなのです。
3時間おきの授乳や頻繁なおむつ替え、泣く理由がわからずひたすら抱っこして、やっと寝たと思ったらまた泣かれて…そうやって1日中赤ちゃんと過ごすママが、赤ちゃんのことばかり考えてしまうのは当たり前のことです。
私もそうでした。何時に授乳したから、次は何時頃に授乳しなくちゃ!ミルクは与えすぎていないかな?母乳は足りてる?など、常に赤ちゃんのことばかり考えていました。
全てが赤ちゃん中心になっていた私は、やっと寝たから起こさないように静かにして!もうすぐ授乳の時間だよ!などと、自分では気づかぬ内に夫へも赤ちゃん中心の生活を強要してしまっており、夫への配慮が足りていなかったのだと思います。
しかし、当時の私は、力の抜きどころがわからず、赤ちゃんに対して“こうすべき”や“こうあるべき”のような自分ルールに縛られており、周りを気遣う余裕などなかったのですが…。
これは、第1子あるあるではないでしょうか!?
こういった、赤ちゃんのことしか考えていなかった私の行動が、疎外感の原因をつくっていたのかもしれません。
頭では理解していたと思うけど、実際そうなってみて、急に生活のサイクルやスタイルが変わったことで戸惑っていたのかもしれない。
第2子以降はそんなことなかったけど…
パパも巻き込んで、一緒に赤ちゃんのいる生活スタイルに変えていったらよかったのかな?
第2子以降は、上の子がいるから赤ちゃん中心の生活は難しいし、私の気持ちも、赤ちゃんと上の子とパパに上手く分散されてたもんね!
この原因は、第1子で起こりやすいのかもしれないね。
妻の関心が赤ちゃんにしか向かなくなった
上記で述べたとおり、ママは赤ちゃんにしか関心が向かないのではなく、赤ちゃん以外に気を配る余裕がないだけなのだと思います。
当時の私は、悪気など全くなく、赤ちゃんのことでいっぱいいっぱいだったので、“赤ちゃんはお世話しないと生きていけないけど、パパは大丈夫でしょ?”という感覚でした。
ですが、パパはどうしても赤ちゃんが生まれる前と比べてしまうため、圧倒的に自分へ向けられる関心が減った、自分への関心がなくなったと感じてしまうのかもしれません。
※この時期のママは赤ちゃんのことで精一杯なので、関心を引くためにワガママをいったり、不機嫌になったり、寂しさのアピールの仕方には気を付けましょう。
赤ちゃんに妻を取られたような感覚だったのかもしれないな。
そんな感じだったんだ…全然気付かなかったよ。きっと、私がピリピリしてて言い出せなかったんだよね、ごめん。
それでも、やっぱり相談してほしかったかも。寂しさを感じるパパがいたら、勇気を出して、そのことをママに話してみてほしいな。
積極的に育児参加できなかった
私の第1子の産後は、退院後から産後1カ月までを実家で過ごしました。夫は週末のみ実家に顔を出し、沐浴やおむつ替えをする程度でした。
自宅に戻ってからは、嬉しかったのか赤ちゃんの世話を焼きたがっていた記憶があります。
ですが、1カ月間赤ちゃんのお世話をしてきた私と夫にスキルの差が出るは当たり前なのに、おむつの替え方が怖い、沐浴も危なっかしい、とそういったことが気になってしまい、自分でやったほうがいいからと、赤ちゃんのお世話を取り上げるようになっていました。
夫自身、お世話をしたい気持ちはあったようですが、私がお世話を取り上げてしまったため、上達しない、だから任せられないという悪循環のループでした。
なぜ、そんなことになってしまったのか。それは、パパとママの圧倒的な知識と経験の差だと思います。
知識の差については、育児に関する書籍やネット情報はママ向けのものが多く、パパ向けのものはかなり少ないですよね。
そのうえ、妊娠中から情報を集め予習をするママが多いのに比べ、パパは赤ちゃんが生まれてから実践しながら学ぶスタイルの人が多いような気がします。
経験の差については、ママは産後~退院までを産婦人科等で手取り足取り教えてもらえますが、パパは退院後から急に本格的なお世話がスタートします。
なので、経験に差がでるのは当たり前なのです。
しかし、ママの気持ちとしては、見ていられない!となってしまうのですが…
お世話をしたい気持ちがあるのにさせてもらえず、子育てから追い出されているようで、妻と赤ちゃんの輪に入れていなかったのが寂しかったのかもしれないなぁ…
お世話を取り上げるんじゃなくて、やり方を教えてあげられたらよかったよね。夫婦で一緒にスキルアップしていくのが理想だし、パパがお世話できるようになったらママも楽になるもんね!
上手くお世話ができないパパは、勇気を出してママに、教えて!と言ってみてほしいな。
第2子以降は、パパもお世話に慣れていたから、安心してお願いできてたよね。
育児参加の第一歩に、ミルク作りがオススメです。
プレパパでも簡単にできるミルクの作り方の記事はこちら↓
妻が産後の”ガルガル期”
産後のガルガル期を知っていますか?
産後のガルガル期とは、産後のホルモンバランスの乱れによって、精神状態が不安定になり攻撃的になりやすい時期のことです。仔を出産したメスが外的をガルガルと威嚇し仔を守ろうとする母性本能から気性が荒くなる時期、というところから来ているようです。産後6週間から8週間の時期に発生しやすいとされており、これもマタニティブルーズの一種なのだそうです。
これは、3つ目の“積極的に育児参加できなかった”で私がとっていた行動と大きく関係していると思います。
夫から赤ちゃんを取り上げるような行動は、お世話の仕方が見ていられないという理由だけでなく、この影響が大きかったように思います。
赤ちゃんを取られたくない!私がお世話しなくちゃ!という思いが強く、赤ちゃんを夫に任せることができず、夫に対して強く当たっていたのかもしれません。
出産前に、妻の身体の変化について前もって知っていたらよかったなと思ったよ。
ホルモンバランスの影響で、こんなふうになるなんて思ってなかったし、こうなるものだと分かっていたら、もっと違った対応ができたのかもしれないよね。
こういった行動は、動物としての本能なんだって!当時の私は、なんでそんな気持ちになるのか分かってなかったしね…だたイライラしてパパを敵視しちゃってた気がする(笑)
ママの理不尽な要求にパパもイラッとするだろうけど、これも全てホルモンのせい!だと思って、ママが落ち着くときまで優しく見守ってあげてほしいなと思うよ…
私は産後3カ月頃には落ち着いたかな。そういえば、第2子以降はガルガル期なかったかも!
夫婦間のコミュニケーション不足
これは、今まで解説してきた原因全てと関係しています。
子育てをしていく上で、夫婦間のコミュニケーションは必要不可欠なのです。
ですが、赤ちゃんのお世話に追われ会話が減る、夫婦で生活サイクルがズレる、夫が仕事で帰りが遅い、ガルガル期で妻が夫を敵視するなど理由は様々ですが、産後はコミュニケーションの機会が減っていく家庭も多いようです。
これまでに記載してきた私の行動もそうで、赤ちゃん中心で夫の気持ちの変化にも気づいてあげられてなかった上に、イライラして敵視していましたから、上手くコミュニケーションなんて取れるわけがないですよね。
それに私は、これくらい「言わなくてもわかるはず」「言わなくてもしてくれるはず」と勝手に期待して、それに応えてくれない夫に勝手に怒っていました。夫からすると、とんでもないことなのですが、これもコミュニケーションが取れてないが故に起こっていたことだと思います。
伝えなければ、夫は私が何をしてほしいかなんて分からないのだから、初めから「こうしてほしい」「〇〇をお願い」と言えていたらよかったのでしょうね。ですが、なかなかそれができないから困ってしまうのですが…。
それでも、お互い気持ちを伝えることはとても大切ですから、まずはただ一言「ありがとう」「お疲れ様」と相手を気遣う言葉を伝えてみるのが良いかもしれませんね。
意識的に会話する時間をつくるなど、積極的にコミュニケーションを取ろうとすることが大切だね。
第1子の経験を生かして、私たちも第2子以降は積極的にコミュニケーションを取ろうとしていたよね。
例えば、子どもたちが寝た後に二人の時間をつくったり、これからのことを話し合ったり。コミュニケーションを取っていたことでお互いストレスが少なかった感じがするね!
マタニティブルーズは産後クライシスに発展する!?
このような原因を放置していると、産後クライシスに発展してしまう可能性があります。産後0~2年の間に離婚率が高いのも、この産後クライシスが関係しているようです。産後クライシスに発展する前に食い止めましょう!
産後クライシスとは
産後から2~3年の間に、夫婦仲が急激に悪化する現象のことです。
産後は、パパもママも、子育てへの不安感、寝不足などの体調不良や生活サイクルの変化などで、ストレスを感じやすく、お互いへの不満も溜まってしまいます。
ですが、こういった問題を乗り越えてこそ、夫婦の絆が強くなるのだと私は考えます。辛い時期ではありますが、子どものためにも夫婦で協力して乗り越えていってほしいなと思います。
産後クライシスかも?と思われる方は下記のリストからチェックしてみてください。
- 夫婦2人の時間が減り、会話も減った
- 夫婦喧嘩が増えた
- 自分の感情をコントロールできない
- 相手の何気ない行動にイライラしてしまう
- 家にいても休まらない、孤独を感じる
産後クライシスによって、更に疎外感が増している可能性もあるよね。まずは、原因の解決が大事だね。
産後のパパの疎外感、対策は?
上記の原因から対策をまとめてみました。
- 夫婦一緒になって育児に取り組もう ※“手伝う”はNG
- 思いをしっかり伝えよう ※言わなければ伝わらない
- パパと子どもだけの時間をつくろう ※パパの積極的な育児参加にもなるし、ママも1人の時間が持ててリフレッシュできる
- ママの産後の身体について知ろう ※全てホルモンのせいだ!と思える
- 意識的に夫婦でコミュニケーションを取ろう ※全てはコミュニケーションから!
- 相談相手をみつけよう ※1人で抱えこまないで
まずは、できることから取り組んでみてくださいね!
マタニティブルーズや産後クライシスは、時が経つにつれて落ち着いていく
いかがでしたか?
我が家の体験談を中心に、パパの疎外感の原因や対策について解説してきました。
原因や対策については、これだけではないですし、家庭によっては当てはまらないこともあるかもしれません。
ですが、読んでくださった方の中に1人でも、こういう人もいるんだ!自分だけじゃないんだ!と知って、気持ちが楽になったと思える方がいてくだされば嬉しく思います。
マタニティブルーズや産後クライシスは、時が経つにつれて落ち着いていくことが多いです。
今は辛いかもしれませんが、でき得る対策をとり、あとは気長に通り過ぎるのを待ちましょう。
早く、辛い日々が過ぎ去っていくことを願っています。
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