素早いミルク作りに必須の湯冷ましですが、湯冷ましの安全性について気になったことはありませんか?
湯冷ましとは、“沸騰させたお湯を冷ましたお水のこと”ですが、実は、赤ちゃんにとって危険な可能性が…
なぜなら、使用するお水によって沸騰のさせ方や煮沸時間が異なり、冷やし方によっては雑菌が繁殖してしまうかもしれないからです。
ダメな作り方の湯冷ましを赤ちゃんに飲ませると、体の負担になったり下痢の原因になったりするので、安全性には十分注意しましょう。
3人のミルク育児を経験した私が、赤ちゃん用の湯冷ましについて詳しく解説します。
この記事では、
- ダメな湯冷まし
- 湯冷まし作りの注意点
- 正しい湯冷ましの作り方
がわかります。
一番ダメなのは、湯冷ましを作らず、蛇口をひねって出てきた水を直接飲ませること。
赤ちゃんが口にするものだからこそ、面倒でも安全性にこだわった湯冷ましを作りましょう。
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ダメな湯冷まし
「ダメな湯冷まし」について解説します。
下記の表からダメな湯冷ましの作り方をしていないか確認してみましょう。
湯冷ましを作るお水は、何を使っていますか?
もし、湯冷まし作りに使用しているお水が浄水器を通したお水であれば、問題ありませんが・・・
水道水や井戸水をそのまま使っている場合は注意が必要です!
実は、水道水や井戸水は、ケトルやポットで沸騰させただけでは有害物質を完全に除去できません。
せっかく適切に沸騰させたお湯でも、流水や氷水で急速に冷やさず、常温で冷めるのを待っていては、雑菌が繁殖してしまいます。
湯冷ましをすぐに使わない場合、常温保管しないことも大切です。
一度加熱したお水は、雑菌が繁殖しやすい。
最悪の場合、赤ちゃんが食中毒を起こすリスクもあるので、すぐに使わない場合は、冷蔵庫で保管しましょう。
湯冷まし作りの注意点
赤ちゃんを守るために、安全性はとても気をつかいますよね…
ここでは、湯冷ましを作る際の注意点を詳しく解説します。
注意点は下記の5つ
- 水道水や井戸水はなるべく避ける
- 煮沸方法と煮沸時間
- 清潔な保存容器を使う
- お湯の冷まし方
- 保存期間は24時間以内
水道水や井戸水はなるべく避ける
粉ミルクは一応水道水で作ることを想定されているそうですが、水道水や井戸水の加熱時間や加熱方法によっては、除去できない不純物もあります。
水道水には塩素やカルキなども含まれており、赤ちゃんに水道水を与える場合はしっかり沸騰させて除去しなければなりません。
また、水道水や井戸水には、有害性が疑われる「トリハロメタン」が微量ながら含まれている場合もあります。
このトリハロメタンは、一般的な家庭用ケトルやポットでは完全に除去できないため、水道水を沸騰させても完全な浄水にならないのです。
水道水や井戸水を使った湯冷まし作りはおすすめできません。
ケトルやポットを使ってお湯を沸かす場合は、浄水器を通しましょう。
ケトルを使ったミルク作りについては、下記の記事で詳しく解説しています。
煮沸方法と煮沸時間
水道水や井戸水を使う場合は、煮沸方法と煮沸時間に気をつけなければなりません。
- やかんや鍋の蓋を閉めずに煮沸すること
- 15分以上煮沸し続けること
蓋を閉めてはいけない理由は、有害物質のトリハロメタンは沸騰しても気体として大気中に移行しづらい性質があるからです。
蓋を開けておくことで、煮沸時にトリハロメタンを少しでも気体中に放出するのが目的です。
15分以上煮沸し続けるのも、トリハロメタンをなるべく多く消失させるためです。
水道水や井戸水を使う場合は、大変ですが、やかん等の蓋は閉めず15分以上煮沸しましょう。
清潔な保存容器を使う
離乳食を始める頃までは、赤ちゃんの免疫力が特に弱いため、保存容器の消毒をおすすめします。
消毒方法は、哺乳瓶と同じで構いません。
- ミルトンなどの除菌液につける
- 煮沸する
哺乳瓶の消毒作業をする際に、湯冷ましを入れる保存容器も消毒しておくと良いでしょう。
私はミルトンで哺乳瓶を消毒していたので、一緒に付けおきしていました!
パッキンがついた容器やお手入れがしにくいものは、菌が繁殖しやすいので注意しましょう。
哺乳瓶や湯冷ましの容器の消毒におすすめ
お湯の冷まし方
沸かしたお湯を清潔な保存容器に入れたら、流水か氷水で急速に冷やすのがポイントです。
お風呂上りなどに喉の渇きを潤す程度の少量であれば、すぐに冷めるため問題ありません。
- 量が多く冷めるのに時間がかかる
- すぐには使わない
場合は、常温で冷めるまで放置すると、雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
急速に冷やし、ある程度冷めたら冷蔵庫へ入れましょう。
保存期間は24時間以内
保存の目安は、冷蔵庫保管で24時間です。
赤ちゃんの安全のためにも、作って24時間以上の湯冷ましは使わないようにしましょう。
毎日作るのは、大変ですよね…
水道水等を使うと、沸騰作業が大変です。
蛇口に浄水器がついていれば良いですが、浄水器がついていない場合、浄水ポットの利用がおすすめです。
水道水を注ぐだけで、不純物を取り除いた安全なお水になります。
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正しい湯冷ましの作り方
ダメな湯冷ましや湯冷まし作りの注意点を踏まえ、ここでは正しい湯冷ましの作り方を紹介します。
水道水や井戸水を使った場合
- やかんや鍋にお水を入れ、蓋をせず沸騰させる
- 沸騰したら、さらに15分以上煮沸する
- 15分以上煮沸したら、清潔な保存容器に移す
- 流水や氷水で人肌程度まで冷ます
- 冷蔵庫で保管する
浄水器のお水を使った場合
- ケトル等で沸騰させる
- 沸騰したら、清潔な保存容器に移す
- 流水や氷水で人肌程度まで冷ます
- 冷蔵庫で保管する
浄水器を通したお水は、不純物が取り除かれているため、ケトルやポットで沸かしても構いません。
ですが、前提条件として
- 浄水器のカートリッジを定期的に交換していること
- ケトルやポットを定期的(約1カ月に1回)にお手入れしていること
があげられます。
ケトル掃除については、下記の記事が参考になります。
赤ちゃんの湯冷まし活用法
赤ちゃんの湯冷まし活用法について紹介します。
お湯を沸かして湯冷ましを作る場合は、必ず人肌の温度まで冷ましてください。
作り置きして冷蔵庫保管している湯冷ましを使う場合は、人肌の温度まで温めてあげましょう。
やけどさせないよう、必ず温度を確認してから飲ませてくださいね!
- 水分補給
- 便秘解消
- 素早いミルク作り
水分補給
授乳期の赤ちゃんは、基本的には母乳やミルクで十分に水分補給できています。
喉が渇いたときも、母乳やミルクを飲ませてあげられるのであれば、飲ませてあげてください。
- お風呂上りや汗をかいているけど、次の授乳まで時間があるとき
- 出先ですぐに母乳やミルクをあげられないとき
- 離乳食と一緒に水分を摂らせてあげたいとき
などは、湯冷ましを飲ませてあても良いでしょう。
便秘解消
水分不足になると、便秘になることがあります。
- いつもより排便回数が少ない
- いつもより硬くて排便が苦しそう
など、便が普段と違うところがあれば、湯冷ましを飲ませてみてください。
水分補給をすることで、便が柔らかくなり、排便を促してくれるかもしれません。
一気に飲ませるのではなく、“少量をこまめに”がポイントです!
素早いミルク作り
ミルク作りに湯冷ましを活用していますか?
湯冷ましを使うと、素早くミルク作りができるようになります。
- 哺乳瓶に粉ミルクを入れる
- 沸騰させた70℃以上のお湯を半量程度入れる
- 粉ミルクをしっかり溶かす
- 湯冷ましを入れて温度を下げる
- 温度を調整しながら、お湯や湯冷ましを規定量まで入れる
- 完成
規定量まで全てお湯を入れて、流水や氷水で冷やす作り方をしている人がいれば、ぜひこの方法で作ってみてください。
ミルク作りが楽に感じられるうえ、赤ちゃんを待たせる時間も減ります。
私がこの方法を知ったときは、かなり感動しました!
粉ミルクを70℃以上のお湯で調乳しなければならない理由については、下記の記事で詳しく解説しています。
湯冷ましは作らないという選択肢もある
便利な湯冷ましですが、実はデメリットもあります。
- 24時間しか保管できない
- 毎日作る作業が大変
- 衛生面が不安
こういったデメリットを解消する、湯冷ましの代わりになるものを2つ紹介します。
- ピュアウォーターやミネラルウォーター
- ウォーターサーバー
浄水器を通したお水は、一度沸騰させましょう!
ピュアウォーターやミネラルウォーター
ピュアウォーターとは、水分子以外のほとんどすべての不純物を除去した純度の高いお水で、赤ちゃん用品コーナーには必ず売られているものです。
ミネラルウォーターは、ミネラル分が多いと赤ちゃんの体の負担となるため、硬度の低い軟水を選びましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
どこででも手に入る 比較的安価 | お湯を沸かす必要あり ペットボトルゴミが増える 開栓したら24時間を目安に使い切る必要あり |
私は、すぐにお湯が使えないのがストレスでした…
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーは、RO水と天然水の2種類があります。
どちらが良くてどちらがダメということはなく、何を重視するかが大切です。
お水の種類 | お水の原水 | ミネラル | コスト |
---|---|---|---|
RO水 | 河川水や水道水から採水 | 不純物をRO膜でろ過後、ミネラル成分を配合 | 低い傾向 |
天然水 | 特定の水源から採水された地下水 | 自然のミネラルが含まれている | 高い傾向 |
※ウォーターサーバーを選ぶ際は、公式サイトで赤ちゃんにも使えるものなのか確認しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
いつでも冷水と熱湯が使える 素早いミルク作りができる ペットボトルゴミが出ない | コストがかかる 設置場所が必要 |
ウォーターサーバーを使い始めて、私はミルク作りが本当に楽になりました!
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ミルク作りだけに使えば、ミルク量にもよりますが2~3カ月は使えます。
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ダメな湯冷ましを使うと赤ちゃんが危険な場合も!
ダメな湯冷ましを赤ちゃんに飲ませると、不純物や雑菌によって赤ちゃんを危険にさらしてしまうかもしれません。
正しい方法で湯冷ましを作る、ウォーターサーバーなどを使うなど、赤ちゃんには安全なお水やミルクを飲ませてあげたいですよね!
授乳期は、慣れない育児や寝不足でパパやママは疲れ果てています。
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